当サイトは、中小企業や零細企業の経営者が知っておくべき「弱者の戦略」について説明しています。
在庫を抱えなければいけない商売は選ばないようにしましょう。
在庫は将来売れる可能性のあるものですが、売れなければ単なる金食い虫です。
というのも、在庫を管理する倉庫や管理費などの余計な経費がかかるからです。
「在庫」は売れないと、「財庫」から「罪庫」になってしまうのです。。
ITが栄えた現在では、必要なときに必要な分だけ仕入れることができる体制ができています。
在庫を自分で抱えるということは、今の時代ではリスク以外の何物でもないと思って下さい。
たとえば、1足10000円で販売する革靴の仕入れ値が5000円だとします。
これを10個仕入れれば、5000円引きの45000円になるとします。
このような場合でも、10個まとめて仕入れてはいけません。
仕入れは売れるたびに1個ずつ行います。
そうすれば、確実に5000円儲かるのですから。
10個まとめて仕入れた場合、5000円安く仕入れることはできますが、売れなかった時は赤字です。
でも、売れるたびに1個ずつ仕入れれば、100%勝算があるビジネスとなるのです。
また、在庫をもたないビジネスのもう1つのメリットとして、予想と違って売れなかった場合に、すぐにストップして方針を変えることができるということがあります。
在庫を持つにしても、回転が速いビジネスモデルを目指します。
できれば、在庫をほとんど抱えないビジネスを選ぶようにしましょう。
定額収入がないビジネスは選んではいけないに続く »